こんにちは。姫路のフォトスタジオ「フォトファクトリーラル」です。
今日は、赤ちゃんの撮影でよくいただくご質問のひとつ、「どうやってニコニコな表情が撮れるんですか?」というお声にお応えしてみたいと思います。
赤ちゃんって、その日の体調や気分によって本当にいろんな表情を見せてくれます。
でも、ふっとした瞬間に見せてくれる笑顔って、何よりも特別で、まるで魔法がかかったみたいにまわりをあたたかくしてくれますよね。
その“奇跡のような笑顔”を写真におさめるために、実はカメラマンのほうでも、ちいさな工夫やしかけをいくつか準備しています。
でもそれは、「こっち向いてー!笑ってー!」と頑張らせるようなものではありません。
むしろその逆で、赤ちゃん自身が安心して、自分らしくいられる空気をつくっていく、そんな優しい時間づくりを大切にしています。
まず撮影の前には、なるべくたっぷりと赤ちゃんとおしゃべりしたり、目を合わせて笑いかけたりします。
赤ちゃんにとって、はじめて会うカメラマンはちょっぴり不思議な存在。
なので、最初からカメラを構えるのではなく、「こんにちは」と目線を合わせて、少しずつ心の距離を近づけていきます。
撮影が始まったら、スタジオには楽しいおもちゃや優しい音のなる小物が登場します。
撮影はみんなで楽しむ「一緒に遊ぶ時間」のように進めていきます。
泣いてしまっても、大丈夫です。
それも赤ちゃんのかわいらしいひとつの表情。
無理に笑わせることはせず、泣いてしまったら少し抱っこをして、お茶を飲んで、ゆっくり待ちます。
笑顔が出るまで焦らず待つのが、実はいちばんの近道だったりするんです。
赤ちゃんの笑顔は、作らせるものではなく、その子の内側からふっとこぼれてくるもの。
それをそっと引き出すために、私たちは技術や機材以上に、「やさしいまなざし」と「その子の今に寄り添う気持ち」を大切にしています。
「うちの子、人見知りだけど大丈夫かな?」
「泣いてしまったらどうしよう…」
そんな不安をお持ちのママやパパも、どうぞご安心ください。
ラルでは、赤ちゃんとご家族の気持ちを何よりも大切に、あたたかい時間を一緒に作っていきます。
写真は、“今”という一瞬を未来に残す贈りもの。
赤ちゃんの笑顔がご家族の宝物になりますように、心をこめてシャッターを切っています。